新築の家に行くと、和室の障子が和紙ではなくアクリルの板のようなものでした。
ちゃんと光を通し、部屋は明るい印象です。
白一色というわけでもなく、和紙のような質感にみえるのです。
聞いたところ、障子は張り替えたりするのが面倒というのと、すぐに穴が空いたり、黄ばんだりもしないため、その障子戸にしたそうです。
本来、木の部分はプラスチックの様でした。
遠目で見ると普通の和室にみえます。
障子の張替作業は大変です。
和紙だけなら安く済むかもしれませんが、それにかかる労力が必要になります。
器用な人でパッパとやれるなら問題ないのですが、業者を頼むとすると出費もかさみます。
年をとると尚更面倒なことを避けようとし、そのまま放置してしまいがちです。
穴がたくさん空いた障子戸の家はなんだか古くさいと感じます。
そういう意味で本物の障子のような戸はとてもよいと思いました。
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